おすすめ古典ミステリー映画
古典の推理小説と言えば、シャーロック・ホームズやエラリー・クイーンが入るんですが、ホームズは改変された作品が多く、エラリー・クイーンはほとんど映画化されていないんですよね。
【オリエント急行殺人事件】
ミステリー好きなら知らない人はいないであろう古典的名作。
ロンドンに向かう途中のエルキュール・ポアロが遭遇した殺人事件。積雪で止まった列車の中で、裕福なアメリカ人の乗客が12回も刺されて殺されっていた。
擬似的な密室のような状況のため、容疑者は一等車の乗客である可能性が高い。
一歩間違えば、いわゆるトンデモ系になりかねない作品ですが、斬新と好意的に受け止められることの方が多いようです。
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【裏窓】
アルフレッド・ヒッチコックのいわゆるトリックものではなく、スリラーの古典を映画化したもの。
足を怪我したカメラマンが裏窓から覗き見たことの真実とは。
同名のタイトルのままアレンジしたものや、モチーフにしてドラマ化したものもあり、混同されていることが多い作品。
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【獄門島】
終戦から1年経った瀬戸内海の孤島で起こる惨劇。
鬼頭家の娘たちが句の内容に見立てて殺されていく猟奇殺人に金田一幸助が挑む。
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【バスカヴィル家の犬】
言わずと知れたコナン・ドイルのシャーロック・ホームズの1編。魔犬の伝説を利用した企みをホームズとワトソンが見破るストーリー。
ホームズの作品群自体多様なトリックや演出に富んでいるため、どれが秀逸ということはないのですが、現在視聴出来るものとしては、ほとんどがドラマのため、このベイジル・ラスボーン版を。
第二次世界大戦中のため、日本未公開な上、テレビでの放映もなかったので、ベイジル・ラスボーン版は認知度低いと思いますが、アメリカでは人気でした。
他の作品に与えた影響は【赤毛組合(赤毛連盟)】の方が強いと思うんですが、こちらは映画化されていないっぽいんですよね。
【そして誰もいなくなった】
本来なら1位でもおかしくないほど、後の推理作品に影響を与えた作品ですが、映画に関してはいまいち芳しくありません。
原作のような面白さが発揮されているのはモノクロ版で、後続の作品はアレンジのせいでおかしな部分が出てしまったりしています。
もっとも、モノクロ版は1コインで買える廉価版も出ているので、レンタル気分で観てみるのもいいかもしれません。
個人的にはカラー版で、舞台が砂漠の【サファリ殺人事件】の方が観やすいとは思いますけどね。トリックを知っていないとわかりにくいと言われてますが。
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- 【薔薇の名前】