戦う巨大ロボット

映画

【パシフィック・リム】

珍しくアメリカが真面目に作った怪獣映画。通常のアメリカ産怪獣映画は基本的に変なCGだったり、おおざっぱな印象を受けるB級、もしくはZ級とすら呼ばれる作品が多いんですが、この作品は一般作のようにちゃんと作られています。

太平洋の深い所にあるクレバスから出てくるカイジュウと戦うストーリーなんですが、展開もやや変わった印象。カイジュウが現われはじめた当初は人類が優勢だったものの、強力なカイジュウが次々と現われたため、徐々に押されている状況。

巨大な2人乗りロボット『イェーガー』も新しく開発された最終兵器ではなく、数年前にはすでに投入されていた設定。

この『イェーガー』が曲者で、2人のパイロットたちが心を合わせないと操縦出来ない。チャーリー・ハナム演じるローリー・ベケットと、菊地凛子演じる森マコが心をひとつに出来るのかが肝になります。

どちらかというと、アメリカのSF映画として観るよりも、ウルトラマンの代わりにロボットが戦う特撮ヒーローものとして観る方が正しい作品だと思います。

ストーリーは薄っぺらい感じなので、そういう感動は期待しない方がいいでしょう。

パシフィック・リム
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【トランスフォーマー】

正義の戦士『オートボット』と悪の軍団『ディセプティコン』に分かれた超生命体の『トランスフォーマー』たちが、『オールスパーク』を巡って戦う作品。

ちなみに日本の玩具やアニメでは、『オートボット』は『サイバトロン』、『ディセプティコン』は『デストロン』と呼ばれてました。

ストーリーが雑なため、最悪な映画を選ぶラジー賞を受賞していますが、ロボットバトルが好きな人にはおすすめの作品です。

もっとも本当にどうしようもない作品は、ラジー賞にノミネートすらされないので、ある程度の評価はされた作品と思っていいと思います。

トランスフォーマー
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【ガンヘッド】

全自動のロボット工場を司る巨大コンピューターが人類に宣戦布告。人類は『ガンヘッド』の部隊を送り込むも、『エアロボット』によって全滅させられてしまう。

13年後、巨大コンピューターのCPUを盗みに来たトレジャーハンターと、生体ロボットを追ってきたレンジャーが、巨大コンピューターの目的を知り、戦いを挑むというストーリー。

邦画で主演は高嶋政宏ですが、サンライズが関わっていることもあり、ロボットアニメ好きなら結構楽しめそうな気がします。

難点はあまりにも華がないため、ある意味リアルな反面、派手さがありません。

また、勘違いされがちですが、【ガンヘッド】のつづりは【GUNHED】で、【GUNHEAD】ではありません。

ガンヘッド
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【ロボ・ジョックス】

個人的には同じような内容で【バトルフィールド】の方がいいのかとも思うんですが、視聴方法の容易さからこちらの作品を。

核戦争で人類が壊滅した世界。世界は『共和国』と『連邦』に分かれていて、領土問題は戦争ではなく、1対1のロボットバトルに委ねることに。

主人公はその決闘の最中、相手が禁止されているロケットパンチを使用したことで観客席に倒れてしまい、心を痛めて引退を決意。

しかし、ある事情から再び戦いを決意するというストーリー。

実写系リアルロボット映画としては草分け的存在で、後の作品にかなりの影響を与えています。

古い作品なので、いま観るとかなりチープではありますが、時代を考慮に入れればかなりの良作。

ロボ・ジョックス
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【スターシップ・トゥルーパーズ3】

巨大な昆虫型生物と人類の宇宙での戦いを描いた作品の3作目。何故3作目なのかというと、前2作にはロボットが出ていないため。

というか、それほど出てもいないんですが、最後に大火力をぶちかますだけなんですが、変に印象に残ります。

スターシップ・トゥルーパーズ3
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