サイレントヒル2(PS2)
ジェイムズのもとに3年前に病死したはずの妻メアリーからの手紙が届く。
その手紙には、いつかまたふたりで行こうと約束した『サイレントヒル』で待っているとつづられていた。
ジェイムズは自分でも真偽を確かめたいのか、奇跡を信じたいのかわからないまま、『サイレントヒル』を訪れる。
だが、そこは人々の姿などない、異形の怪物たちが徘徊する街になっていた。
【サイレントヒル2】キャラクター
- 《ジェイムス・サンダーランド》
- 本作の主人公。3年前に病死した妻メアリーからの「サイレントヒルで待っている」という手紙を受け取り、思い出の地サイレントヒルを訪れる。
- 《メアリー・シェパード・サンダーランド》
- ジェイムスの妻。闘病生活の果てに、3年前に亡くなったとされているが……。
- 《マリア》
- サイレントヒルの公園で出会うメアリーに瓜二つの顔立ちをした謎の女性。ジェームズがメアリーに求めても得られなかった明るさと奔放さを兼ね備え、ジェームズを誘惑する。
- 《アンジェラ・オラスコ》
- ジェイムスがサイレントヒルに来て最初に出会う女性。母親を探してサイレントヒルにやってきたと語る。
- 《エディー・ドンブラウスキー》
- 肥満であることにコンプレックスを抱く被害妄想の青年。サイレントヒルのアパート内でジェイムスと出会う。
- 《ローラ》
- ジェイムスの行く先々に現れる8歳の少女。かつてメアリーに可愛がられており、メアリーとの再会を信じてエディーとともにサイレントヒルを訪れる。ある理由で、クリーチャーが徘徊しているサイレントヒルを平然と歩くことができる。
備考
- 本作では5種類の異なるエンディングが存在し(「最期の詩」では「UFO」エンディングが追加され6種類)、取得したアイテムや行動によってエンディングが変化する。それらによって、プレイヤーが作品全体の意味を違って捉えられるように工夫されている。どれがクリエイターの意図した「本当の」エンディングであるかは公開されていなかったが、2006年に発売されたノベル版では「InWaterエンド」が公式とされている。『4』でもそれらを示唆する内容がある。