おすすめコメディ映画（洋画）『ま行』

公開された時のコピーが『豪華オールスターを無駄遣い！かつてないエクストリーム3G（スリージー）【下品（ゲヒン）・下劣（ゲレツ）・下衆（ゲス）】映画上陸！』という最低なコメディ・アンソロジー。

R15+というレーティングですが、正直言ってR18でも良かったんじゃないかと思う下品な内容。

ヒュー・ジャックマンが首から睾丸を下げていたり、生理を迎えたクロエ・グレース・モレッツの出血に気づいた彼氏が大騒ぎしてしまったり、アンナ・ファリスとクリス・プラットがう○ちまみれになったりとメチャクチャです。

当然ながらスタジオに脚本を拒絶され、役者も離脱していく始末。ジョージ・クルーニーはすぐに役から降りてしまったし、最終的には出演しましたが、リチャード・ギアもプロジェクトから抜けようとしてました。

それでも頑張って出演した俳優たちも誰一人としてレッドカーペットに来なかったんですが、その面子の異常な豪華さ。

一人や二人でなく、2桁以上の有名な俳優たちが登場しているので、面白いと思うかは別として、こんな凄い人たちがいまさらこんな作品に出るのかという意味で一見の価値があると思います。

かつてもそういう戦略の作品がありましたが、ここまで俳優陣の知名度と内容がアンバランスな作品はないと言ってもいいんじゃないでしょうか。